院長あいさつ

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学校法人福岡女学院
院長 寺園喜基

福岡女学院は今年で創立132年を迎えます。長い歴史をもつ女学院ですが、これからどういうイメージを打ち出そうとしているのでしょうか。

これまでよく耳にしたのは、「お嬢様学校」とか「上品」とかいう言葉です。これが「奥ゆかしい」とか「気品がある」とかを意味していれば積極的ですが、「世間知らず」とか「地味で目立たない」ということであればマイナスイメージです。

ところが、学生・生徒たちによって、これまでのイメージが塗り替えられるようなことが幾つか起こっているのです。その一つが短歌甲子園です。2016年8月の第11回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2016)において女学院高校が全国優勝したのですが、その快挙と同時に決勝戦においてお題「火花」で生徒たちが詠んだ短歌は、まさしくお嬢様学校のイメージを打ち破るものです。それは次の三首です。



<先鋒> チャイム前 あと3秒だ!直すペン そろそろ飛び散る個性の火花

<中堅> 私にはできないなんて思ってる 自分に散らす 青い火花を

<大将> 「負けないよ!」 火花を散らす弟は まだまだ私にかなわないよね?



ここには、自分と格闘し、挑戦し、成長する姿が見て取れます。これは、短歌のみでなく、他の芸術活動、スポーツ、そしてもちろん勉学においてもそうなのです。これらを通して福岡女学院の新しいイメージが生まれつつあるのを感じます。私はこれを大変うれしく思っています。


2017年3月



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